自己紹介と創業の思い

こんにちは、合同会社もりほっとの小川といいます。

弊社は、木質バイオマスエネルギーの普及を目指し、
本ホームページでの情報発信をしています。

木質バイオマスとは、使われない木材を燃料にすることで、

  • 化石燃料より、安価な燃料が使えるので、
    旅館やホテルの浴場や冬季の暖房に使うことが出来ます。
  • CO2排出の削減になるので、環境への貢献ができます。
  • 地域の捨てられた木材に価値ができるので、地域経済にメリットがあります。

というようなメリットがあります。

ただ、そんな話をすると、
「なんか難しそう」
「なんで今さら木材なの?」
と思うかもしれません。

(私も、一番初めはそう思っていました笑)

でも、
例えば「薪」は、
誰でも扱うことができる木質バイオマスエネルギーです。

かつて、生活の中で、
薪で炊事を行い、薪や木炭で暖を取っていたことを考えると、
木材を燃料として使用することはおかしなことではありません。

近年では、海外から化石燃料を輸入するのでなく、
国内の資源を有効活用し、
経済価値の循環を高めていくことが求められています。

木質バイオマスエネルギーは、その国内資源の一つと言えます。

なぜ、この木質バイオマスエネルギーに関わることになったのか、
少し長くなりますが、説明させてください。

代表のプロフィール

簡単に、私の自己紹介もしますね。

私は、1984年に神奈川県横浜市で産まれました。

ぜん息持ちだったので、
運動はあまり上手でなく、そのせいか背の順は常に一番前の少年でした。

そんなわけで、だいたい読書かゲームをやっていたのですが、
高校入学の時に思い切って、山岳部に入りました。
(今思うと、よく入ったなと思いますが)

それまでは、
外泊したときに部屋の空気が合わないと、ぜん息の発作が出ていました。

でも、不思議なことが起こります。

山のなか、テントの中では、
ぜん息の発作が出ることはありませんでした。

森の空気を吸っていると、健康な形で自分が成長することが出来たのです。

そんなことで、ひ弱な自分でも、先輩や同期に励まされ、
体力もつき、自分の中でだんだん自然や森のことが好きになりました。

慶応義塾大学理工学部に入学して、物理を学んでいきましたが、
大学でも山岳部に入部して、登山に狂ったように行っていました。

大学院卒業後、2006年に㈱キヤノンに技術者として就職しました。
そこでは、製品の生産性向上や、新規製品の開発などに従事していました。

転機となったのは、東日本大震災です。

入社して、3年目だったと思います。
私は、川崎の工場で働いている真っ最中でした。

地震と共に来た停電で、繊細な製造装置たちが停電で止まり、
そのあと、TVで見た、津波・原発事故・傷ついた町や家々…

そのときに、

これから、自分の子どもたちに、持続的で、逞しい暮らしを残せるか?

そんなことを考えるようになりました。

そうして、こんな結論に至りました。

地域が元気であるためには、
地域の資源を地域の人が使う再生可能エネルギーが必要だ。

ということです。

その過程で、林業で発生する余った木材をエネルギーにする、
「木質バイオマスエネルギー」に出会いました。

大好きだった山とその地域に、少しでもお返しができるかもしれない

そう思って、木質バイオマスエネルギーの専門知識をもつ会社に転職しました。

そこでは、

木質バイオマスボイラーと呼ばれる湯沸し器を設置して、
化石燃料から薪やチップに燃料を切り替える事例を各地で作ってきました。
(エネルギー管理士という、省エネの国家資格も保有しています)

ざっと数えて、100以上の地域や自治体のご相談に乗ってきました。

北海道から九州まで、ほぼすべての都道府県に赴いたと思います。

地域の薪づくりを視察もしました。

この木質バイオマスボイラーは、
一般的な化石燃料のボイラーとは異なる部分があります。

当然、お客様は初めての機械で戸惑うことも多いのですが、
私なりに丁寧に説明をしたり、一緒に考えて結論を出したり、
一人一人のお客様の思いを「形」にしてきました。

ヨーロッパ製の木質チップボイラーの試運転など

様々な地域の方とプロジェクトを進めて確信したことは、

「木質バイオマスエネルギーという道具があっても、使う人がいなくては意味がない」
「地域の経済と暮らしを支えるひとや企業を、持続可能であるよう支援したい」

ということです。

都会とは異なり、地域の産業は大きい変化に迫られています。

「化石燃料など物価の高騰で、経営が苦しい」
「せっかく人材を雇っても、有名企業や大企業に行ってしまう」
「環境問題やSDGsなど、新しい動きについていけない」

そういった企業の経営者は多いと思います。

弊社が得意とする木質バイオマスボイラーは、

化石燃料より、安価で安定した燃料を使うことができる
企業が環境によい設備を導入することで、企業のやりがいを高めることができる
それはひいては、地域や自治体からの信頼を高めることになる

以上のようなことができます。

そういう思いがあり、
独立して、木質バイオマスボイラーを専門とした、
この会社を立ち上げることにしました。

それが、弊社の重いです。

合同会社もりほっとの強みとは

最後に、弊社の強みについて説明します。

弊社がどこよりも自信をもってオススメできることが、3つあります。

  • 木質バイオマスに関する豊富な実績
    →10年近く、全国の地域でコンサルティング・調査をしました。
  • 提案、設計、運用まで全力サポート
    →地域の実情や林業に応じた提案を行い、設計・施工・運用と全ての期間をサポートできます。
  • ひと、森林、機械を愛する心
    →バランスよくあらゆるものの声を聴き、丁寧に応えていくことをモットーとしています。

もう少し、わかりやすくしますと、例えば、

誰でも木質バイオマスの検討ができるよう、
1時間の無料相談会や、現地調査を1万円のコンサル費用で行っています。
(現地への旅費は別途となります)

また、木質バイオマス利用のノウハウを多くの人に伝えていくため、
年間を通じた講座を開催しています。

最後に

ここまで、読んでいただきありがとうございます。

木質バイオマスという言葉に、
少しでも親しみを感じて頂けたら嬉しいと思います。

言うより行うべし。

私自身、東京都青梅市の長閑なエリアに古民家を購入し、
薪でお湯を沸かす薪ボイラーを設置しました。

妻と子供3人との暮らしの中で、
より環境によく、より持続的な生活を実践しています。

双子の長女次女と、末っ子の長男(写真のころは生まれてない)がいます

このままの経営や暮らしでは、何かを捨てていないか?

地域の自然や資源を有効活用する取組が出来ないか?

そう課題をお持ちの方は、ぜひ一度、下記の無料配布資料のダウンロードをしてはいかがでしょうか?

是非、私と小さな取り組みを少しずつ広めていけたら嬉しいです。

光熱費にお悩みの経営者の皆さまへ
「木質バイオマスの使い方ガイドブック」
無料で配布しています。